2018
06/09
土
● ジャンル「株式投資」

● タイトル 「史上最強の投資家バフェットの教訓
● サブタイトル「逆風の時でもお金を増やす125の知恵」
● 著者「メアリー•バフェット/デビット•クラーク 」
● この書籍の重要ポイント!
まず、著者の紹介をします。
メアリー•バフェットは、ウォーレン•バフェットの息子ピーターと12年間夫婦であった作家兼、投資レクチャーの講師。
デビット•クラークは、バフェット家と長年友人関係にあったポートフォリオ•マネージャー兼、弁護士。
いつもバフェットの近くにいて、彼の投資スタイルと哲学を肌で感じていた二人が書いた書籍なので、
第三者目線で書かれており、
1つの項目が2ページ程度で解説されているので、非常に読みやすくわかりやすい内容になっています。
しいて言えば、ウォーレン•バフェットの投資哲学入門書とでも言いましょうか?
非常に読みやすいので、バフェットの哲学を知る、最初の1冊には最適だと思います。
そして、この本には彼の教訓とともに、バフェットの人格がにじみ出ていて好感が持てます。
例えば、
「誰にも愛されずに満足を得られる成功者など、わたしは想像することができない」など、
ただお金に執着するだけの投資家ではない事がわかります。
彼が世界中の投資家から愛される理由は、世界最強の投資家でありながら、崇高な人格者だからなのです。
私がこの本をおすすめする理由は、ここにあるのです。
お金のことを学んでいくと、最終的にはお金から自由になれるのですが、
その自由になったお金をどう使うかに、その投資家の人格がにじみ出てくるのです。
私は、この書籍を自分の戒めの為に何度も読み返しています。
株式投資の教訓だけでなく、人生の教訓についても書かれていて奥が非常に深いです。
しかも、125もの戒めがあるのです(笑)
マストアイテムですね!
この書籍の中で、私が特に記憶に残る部分は、
「ウォール街は動くことで金が転がり込んでくる。あなたは動かないことで金が転がり込んでくる。
(ウォール街で繰り広げられているのは、顧客の資産をがっちりつかんで手数料をどんどんしぼり取ろう)
という名のゲームだ。
株式市場で金を儲けるには、優良企業の株を適正価格以下で買って長期保有し、企業価値が向上するのを待たなければならない。」
彼のシンプルな投資手法(バリュー投資)と考え方がうかがえます。
特に本業が忙しい経営者にとって、彼の長期投資のシンプルな手法は、最適な手法なのです。
私は、2000年に初めてアップル株を購入してから今まで、1円足りとも投資口座から出金していません。
その理由は、配当金を再投資し、複利効果を最大化するための時間軸を常に意識してているからです。
この教えは、バフェットから学んだものなのです。
大まかな見出しは、
1.リッチになる方法と、リッチでいつづける方法
2.ビジネスの覚悟
3.恩師を持つこと
4.学ぶとは何か
5.リーダーの条件
6.あなたがさけるべき人々
7.分散投資をしない理由
8.規律正しさ、思慮深さ、忍耐強さ
9.強欲の罠
10.売り時と、去り時
11.注意すべきあやまち
12.あなたの能力範囲
13.あなたが支払う価格
14.株式市場の言愚かさを利用せよ
この全12章(228ページ)から得られる世界最強の投資手法と哲学は、
経営者兼投資家を目指すものにとっては知っておいて損はないでしょう。
バフェットは、分散投資をすすめていません。
その理由は、
資産というものは、「集中投資で効率よく増やして、その増やした資産を分散投資で守る」のが基本だと言っています。
世間一般の考え方との違いに最初は戸惑いましたが、
今は「その通りだ」と断言できます。
私もこの教えに従い、ポートフォリオのリバランスを20年近くやってきて共感できるのです。
本当に、心から感動です!
よって、私の格言「広範な分散投資が必要となるのは、投資家が投資にうとい場合のみである。」
まさに、私が自信をもっておすすめできるウォーレン•バフェットの入門書なのです。
詳しくはこちら➡︎ 史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
では、また次回をお楽しみに!
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